謎のクリスマスティ顛末
お待たせしました!
謎のクリスマスティの報告です。
事の起こりは、11月終りにあった某コンピュータ技術者組合の総会で、ビンゴ商品に何気にこれを選んでしまったこと。
ビンゴになったのがかなり遅かったので、良い商品はあらかた持ち去られていて、ティーバッグのセットとかバスグッズなどしか残ってなかった。裏ラベルのさわり「クリスマスケーキに甘い葡萄の香りの紅茶を合わせて」のところだけ読んで、シェルパティみたいなもんかなと深く考えずにパッと選んで持ち帰ると…。
同じテーブルのお姉様がたから、「何これ~」の声が!
よく読んでみると…。
「クリスマスケーキに甘い葡萄の香りの紅茶を合わせて乾杯しませんか。まるでワインのようにフルーティーで魔法のように素敵な香りの紅茶です。お湯に溶け出したアラザンがキラキラと星空のように光り、とてもロマンティック…
期間限定の華やかな紅茶をお楽しみください。」
アラザン?
クリスマスケーキなんぞにかかってる銀色のキラキラする粒ですね・・・。それが紅茶の中に?
有り得ねぇーーー!
原材料名を見ると、“銀箔”とありますな。ってか、アラザンって溶かすものじゃないよね。いや、中身は砂糖だろうから溶けるかもしれんが、溶かしてダイジョウブなのか? うひゃあ、なんかトンデモナイものを選んでしまったぞ。(^_^;)
ちゅうことで、クリスマスには必ず飲んで報告をする約束になりました。
イヴの夜、満を持して飲んでみました!
結果を言うと…
アラザン溶け出しませんでしたよ。全然ロマンティックじゃなかったッス。
味はごくフツーのシェルパティな感じ。葡萄風味の香りがちょっとクドイ感はあったけど、甘さ控えめで全然平気で飲めました。あれぇ? もっとトンデモな味を想像していたので、まるっきり期待外れ~(笑)
▼キラキラがよく分かるようにと、ガラスマグに注いでみましたが…。
▼抽出前のティーバッグと抽出後に取り出してみた茶葉
アラザンのカケラも見当たりませぬ。ほんとにアラザン入ってたの? それとも淹れ方が悪かったのでしょうか?
後日、ポットで浅めに淹れ直してみました。
やっぱりキラキラはしなかったけど、アラザンの残り発見!
うーん、これではティーバッグのメッシュに遮られて、茶湯の中に溶け出るのは無理ではないでしょうか? 形が崩れているということは溶けているのかもしれませぬが、メッシュを通る間に目に見えないサイズになってしまうのでは?
お茶自体はそこそこ美味しくいただきました。ご馳走様でした。
以上、報告終りです!
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いちおーホントにアラザン入ってたのね(^^;
うーむ、たしかに溶ければキラキラしないかも。
ロマンチックじゃなくて残念(笑)
ともあれ、お茶にアラザン入れるという発想はどこから沸いてきたのか摩訶不思議ではありますな。
我が家では、例年通り某ティーショップ通販で日本茶をあれこれ買って年越しです。年末年始の休みには、紅茶でもコーヒーでもなく日本茶が飲みたくなるのはなぜなんでしょうかね。
投稿: LUNA CAT | 2009年12月30日 (水) 01:37
あけましておめでとうございます。
アラザンin紅茶葉、私はマリナ・デ・ブルボンで数年前知り、今ではマイオリジナル苺紅茶に入れてますよーいれる前の茶葉の見た目がきれいだから。
「アラザンが溶ける」のは自分の体験から疑問だったので、このレポ読んでやはりそうだと安心しました。
お茶の産毛が光ってみえるならあり得ますが。
投稿: Tomo | 2010年1月 2日 (土) 00:31
あけましておめでとうございます。
>LUNA CATさん
なんだか消化不良な報告で申し訳ない。
発想はともかく、リーフだったらポットの中でキラキラする可能性もあった訳で、ティーバッグに入れた時点で間違っていたのでは?
ちゃんと製品テストをしたのかしらと思ってしまいますわ(苦笑)
>Tomoさん
コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
アラザンin紅茶葉、アリなんですね。知らなかった!
アラザンの中身は砂糖な訳ですから、「アラザンが溶ける」とは、「お湯で中身の砂糖が溶けて、周囲の銀粉が茶湯に浮遊する」状態を言いたいんじゃないかと私は理解しました。
ガラスポットにリーフで試してみたいところですが、さすがにもう売ってないかな。
投稿: さと | 2010年1月 2日 (土) 22:41
アラザン、お湯に入れるだけでは溶けません。
銀箔でしっかりまかれているようです。
逆にティーバッグだったから、そのことに気づかず
イメージをふくらませたのでは?
投稿: Tomo | 2010年1月 3日 (日) 23:14
> アラザン、お湯に入れるだけでは溶けません。
そうなんですか!
一度目、熱湯で3~4分抽出して茶湯にはキラキラ出現せず、ティーバッグを裂いて茶葉を確認したところアラザン形状のものを発見できず。
二度目、熱湯で1~2分抽出して茶湯にはキラキラ出現せず、ティーバッグ内に崩れかけたアラザンを確認。
…という経験から、銀は熱伝導率が高いので、銀粉自体は溶けないが、内部の砂糖成分は熱で溶解し、結果、銀粉がバラバラになり、(一度目は)目視確認できない微粒子状になったと判断したんですが…。
うーむ、今度、マジでアラザン買って実験してみましょうか?(^_^;)
投稿: さと | 2010年1月 4日 (月) 00:04
もともと崩れたアラザンだったのではと思うのですが、
いかがでしょう?
ルピシアの紅茶シャンパーニュロゼにもアラザン入っており
(飲ませてもらうばかりで購入歴なく説明見て書いていますが)
味も結構いけますよ。
投稿: Tomo | 2010年1月 5日 (火) 02:58
あと、目視できなかった方は3gという少量ですからはずれだったかと。。。
もし、溶けるアラザンに出会ったら私へも教えてください。
投稿: Tomo | 2010年1月 5日 (火) 03:25
> もともと崩れたアラザンだったのではと思うのですが、
> あと、目視できなかった方は3gという少量ですからはずれだったかと。。。
なるほど! その可能性もありですね。
商品説明から溶けるものとの先入観で考えていたので、そういう可能性には全く思い至りませんでした。
となると、そもそも商品企画としてどうなんだ?という気も。
溶けるのではなく紅茶葉の見た目が綺麗というならティーバッグに入れては意味がないように思いますし…。また、1袋あたりは少量とは言え、アラザン入りとうたっているのにアタリハズレがあるのはどうなのかなーと。
貰い物だったから良いものの、もしお金を出して購入していたら、ちょっとムッとするかもしれませんね。(苦笑)
ともあれ、紅茶葉にアラザンを入れる発想にはびっくりでした。
教えていただいて、ありがとうございました。
ルピシアは機会を見つけて探してみますね。
投稿: さと | 2010年1月 7日 (木) 21:17
さとさん、こんにちは。ご無沙汰しています。
溶けるアラザンに出会ったのでご報告!!
今日、ルピシアのシャンパーニュロゼ・ティーバッグを飲んだら
なんとカップの水面にきらきらと光っていました!
ポットでこれまで飲ませてもらった時は気づかなかったのですが
いれる前にアラザン状だったのが崩れたんでしょうか?
テトラパックから飛び出すほどとは。。。
お菓子用に販売されているものは崩れないので、特注なんでしょうか?
投稿: Tomo | 2010年12月 6日 (月) 10:58
Tomoさん、お久しぶりです!
報告ありがとうございます。お返事遅くなってスミマセン。
シャンパーニュロゼのティーバッグですね。
実は9月のルピシア・グランマルシェに行ったときにサンプルで貰ったものが手元にあるんですよ。試してみます。クリスマスにでも?(^_^)
アラザンの種類が違うとかいった可能性もあるかもしれないですね。
ケーキに使うときには崩れてしまっては見た目が良くないでしょうし。
投稿: さと | 2010年12月13日 (月) 15:35