KUREHO勉強会レポート
KUREHO勉強会【ウェブ・アクセシビリティ編】に、参加してきました。
前日からの雨・・・。
まだまだ本調子でない体調が崩れやしないか、足元が悪くて歩けないってことはないか、とアレコレ心配したけれど、昼前にはどうにか小降りになって、出かける時間には止んでいました。あー、良かった。
雨を気にしてグズグズしていたために出かけるのがちょっと遅くなってしまい、会場の呉ポートピア内くれシェンドへの到着は少しだけ遅刻。(ごめんなさーい)
勉強会前の自己紹介が終わったタイミングだったらしく、遅ればせながら自己紹介させてもらう。(^^ゞ
KUREHOメンバーの他、メンバーの知り合いやマックユーザーグループ、広島いちゃもん会からの参加も含め、総勢20名以上! 最初からいらっしゃった皆様の自己紹介を聞けなかったし、KUREHOメンバーにも初対面の人はいるし、どの人が誰?誰?と、きょときょとしてしまいました。
でも、久しぶりに参加できたKUREHO勉強会、その場に居ることだけでも何だか嬉しくて、ちょっとばかり感動でした。
さて、実際の勉強会内容は・・・。
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■対応サイト事例紹介
[官公庁]
外務省(英語ページから対応を開始し日本語ページも対応)
宮城県,新潟県,神奈川県,山梨県,静岡県,富山県,
京都府,大阪府,島根県,鳥取県,香川県
[企業]
富士通,NEC,日本IBM,沖電機,日立,東芝,キヤノン,コニカミノルタ,
三越(ギフトページ),三井住友銀行,アサヒコム,ヨミウリオンライン,
goo,キーコーヒー,野村證券
■対応する意味・メリット
・高齢者、障害者への配慮
・ウェブページの品質を高める
・ウェブのスタンダード
・SEO対策
■企業が取り組む意味・メリット
・(特にIT関連企業で)ウェブ関連製品がある場合に自社サイトで実践
・全ての顧客(障害者、高齢者、パソコン初心者含め)に対応
・今後期待されるシニア市場に対応
■アクセシビリティとは?
・誰もが操作・利用可能な状態
・全ての人にとって利用性が高い
・≒バリアフリー
■規格・ガイドライン
・W3C WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)
・JIS X8341-3 ・・・語呂合わせ:やさしい
・アメリカ:SECTION508(リハビリテーション法508条)
・EU:WAB(Web Accessibility Benchmarking Cluster)
■障害とは
(1)身体障害
・視覚障害、聴覚障害、肢体不自由
・病気や加齢による障害、ケガなどによる一時的な障害
(2)環境の問題
・PCなど端末の問題(画面サイズ、表示色数、スピーカー有無、音声ブラウザなどテキスト表示のみ)
・周辺の状態(騒音で聞き取りにくいなど含む)
(3)使用言語
(4)経験、知識(パソコン初心者、子供)
■対応方法
(1)視覚障害(視力、視野、色覚)
・文字の大きさ(画像ボタンも注意)
・コントラスト
・ナレーションを入れる・・・難しい面もある
(2)聴覚障害
・動画コンテンツでナレーションがある場合
⇒字幕、手話表現を入れる/代替ページ用意
(3)肢体不自由(主に手、腕の障害)
・ユーザーインターフェース工夫
(休憩のお茶会をはさんで)
■ツール・参考サイトの紹介
・Lynx(テキストブラウザ),Lynxシミュレータ
・safaritest
・ごく簡単なHTMLの説明(The Web KANZAKI )
■広島での動き紹介
・広島大学のアクセシビリティリーダー育成カリキュラム
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簡単なメモ程度で、わかりにくくて、すみません。
KUREHOメンバーnanaさんの報告がわかりやすいです。
自分自身、ずっとNetscapeというマイナーブラウザを使っていたので、IEでしか見えないようなページをずいぶん経験していて、アクセシビリティについては意識してるつもりでした。でも、他にも様々な観点があるんだなと学んだ勉強会でした。
また、「アクセシビリティ」だけでなく、「ユーザビリティ」もあわせてしっかり考えることも必要だという新しい問題も。
「ユーザビリティ」は、システム開発ではよく言われるので、私にとっては「アクセシビリティ」より耳慣れている気がします。
だけど、「アクセシビリティ」とあわせて考えようとすると、ずいぶん難しそう。
うーん、ウェブ制作って、大変だなー。仕事にしてる人って、尊敬します。
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