2014年9月21日 (日)

レモン***という名前のハーブ

今年の春からハーブティをやたら飲むようになって、単品のドライハーブをいろいろと購入している。
その中で、名前に「レモン***」とつくハーブが結構多いことに気づく。結構多いと言っても、数限りないハーブの中ではごく一部なのかもしれないが、ハーブティに使うものの中では割と目立つ。

レモンの香りのするものってことなのだろう。確かにレモンの香りは印象に残るし、効能もありそう。
そもそも原産地も科も違う植物だろうに、何故レモンの香りをまとうのだろう? 香りの成分もいろいろあるかも? と気になって調べてみることにした。

まずはリストアップ。
分類はとりあえずWikipediaからコピペ。その他の情報はハーブ関係サイトをいろいろ。

●レモングラス
 Lemon grass (Cymbopogan citratus)
 イネ目イネ科オガルカヤ属の多年草
  植物界 Plantae
  被子植物門 Magnoliophyta
  単子葉植物綱 Liliopsida
  イネ目 Poales
  イネ科 Poaceae
  オガルカヤ属 Cymbopogon
  レモングラス C. citratus
 原産:インド~東南アジア(種類による)

●レモンバーム
 Lemon balm (Melissa officinalis)
 シソ目シソ科の多年草
  植物界 Plantae
  被子植物門 Magnoliophyta
  双子葉植物綱 Magnoliopsida
  シソ目 Lamiales
  シソ科 Lamiaceae
  コウスイハッカ属 Melissa
  コウスイハッカ M. officinalis
 原産:南ヨーロッパ、またはヨーロッバ・中央アジアとも。

●レモンバーベナ
 Lemon verbena (Aloysia triphylla)
 クマツヅラ科の落葉低木
  植物界 Plantae
  被子植物 angiosperms
  真正双子葉類 eudicots
  コア真正双子葉類 core eudicots
  キク類 asterids
  シソ類 lamiids
  シソ目 Lamiales
  クマツヅラ科 Verbenaceae
  コウスイボク属 Aloysia [1]
  コウスイボク A. citrodora
 原産:アルゼンチン、チリ、ペルー。17世紀にスペインによってヨーロッパに。

●レモンタイム
 Lemon thyme (Thymus x citriodorus)
 シソ科イブキジャコウソウ属 (Thymus) の植物の総称、多年生小低木
  植物界 Plantae
  被子植物門 Magnoliophyta
  双子葉植物綱 Magnoliopsida
  シソ目 Lamiales
  シソ科 Lamiaceae
  イブキジャコウソウ属 Thymus
 原産:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア
  ※分類はタイム全般のもの

●レモンマートル
 Lemon myrtle (Backhousia citriodora)
  植物界 Plantae
  被子植物門 Magnoliophyta
  双子葉植物綱 Magnoliopsida
  フトモモ目 Myrtles
  フトモモ科 Myrtaceae
  バクホウシア属 Backhousia
  B. citriodora
 原産:オーストラリア?

【参考サイト】
http://www.myherb.jp/
http://www.yasashi.info/
http://www.weblio.jp/category/nature/skbzk/re
http://krauter-haus.seesaa.net/article/319208717.html
https://www.sbfoods.co.jp/herbs/back/0404/square/index.html

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2014年7月20日 (日)

「夏に麦茶ごくごく、はなんで理にかなってるのか」への総合的考察(1)

大昔のH大学SG科学部の卒論で流行ったタイトルみたいだな。
それはともかく、茶友・寺本紫織さん(温泉茶家元)がそのような記事を書いておられた訳です。
「夏に麦茶ごくごく、はなんで理にかなってるのか」

夏に麦茶は旨いし、きちんと麦を焙煎したものをやかんで煮出したやつなんかもうたまらん。そこは諸手をあげて認めます。

ただ、“麦茶は焙煎してあるから体を冷やさないんだって”というところから始まったもろもろの議論。
お茶が体を冷やすと言われるのはカフェインが主な原因ではないか、焙煎するとカフェインが減る、だから冷やさない。
……なんか微妙に違う気がする、と思った。
ただ、そこからが茨の道だ。ひとつひとつ紐解いていこうとすると、ひとつひとつの背景にあるものがどんどん気になってくる。

まだ全ての解決の道は見えないものの、現状で整理をしておこう。

ここに含まれる疑問点:

  1. 麦茶はそもそもカフェインを含まないので、焙煎してるからカフェインが少ないってことはないのでは?

  2. 焙煎するとカフェインは劇的に減るものだろうか?
    ※自分がこのブログで過去に考察していたことが判明(^^;)

  3. お茶は体を冷やすと言われるが、発酵度の高いお茶(特に紅茶)は温めると言われる
    ※東洋医学(中医、漢方等)では発酵したものは体を温めると考えるらしい。それ故か?(要出典確認)

  4. 紅茶と緑茶のカフェイン含有量はそんなに大きく変わるものではない
    参考:カフェイン|お茶の成分と健康性|お茶百科 (伊藤園)

  5. お茶が体を冷やすと言われる主要原因がカフェインとは単純には言えないのでは?

  6. そもそも体を冷やすとはどういうことだろう?

  7. 体とはどこを指すのだろうか?

Facebookでの議論の過程で、大阪大学の寺田健太郎先生からとても興味深いレポートを教えていただいた。
▼シゼコン自然観察コンクール 第43回入賞作品 中学校の部 文部科学大臣奨励賞
 「38℃の日は暑いのに38℃の風呂に入ると熱くないのはなぜか」
深部温と皮膚温と外気温の差か! 「体を冷やすとは」に対して、なにかヒントになりそう。


いまのところの途中経過としては、

  • そもそも夏なんだから体を冷やす方が生命維持にとって必要なのではないか

  • 夏場はしっかり水分は補給する必要はあるが、冷たいものばかりを飲んだりカフェインなどの刺激物を含む飲料で内臓に負担をかけて体調を崩すようなこと(お腹こわして下痢するとか)になると血流や水分代謝に悪く、体に熱が籠もって逆効果な危険もあるのではないか

というところ。

まだまだ考察は続く…

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茶に含まれる成分についての調査メモ

カテキン、カフェイン、テアニン、重合ポリフェノール等々。
とりあえずブックマークなので、それぞれに書いてあることが全て正しいと考えている訳ではありません。

▼Wikipedia カテキン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%B3

▼Wikipedia カフェイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3

▼Wikipedia テアニン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%B3


■カテキン|お茶の成分と健康性|お茶百科 (伊藤園)
http://ocha.tv/components_and_health/benefits_greentea/catechin/

■「ガレート型カテキン」とは? | 2つの働き カテキン緑茶 (伊藤園)
http://www.itoen.co.jp/catechin/gallate/index.html

■お茶の成分で最も注目されるカテキン|お茶ミュージアム|お茶の情報がギュっと詰まったウェブ博物館 (静岡・お茶の市川園)
http://museum.ichikawaen.co.jp/health/catechin.php

■お茶を科学する「竹林茶屋」 お茶に含まれる成分と含有量
http://homepage2.nifty.com/chikurin-chaya/chemical/components/componets.htm

□日本紅茶協会 | 紅茶と健康
http://www.tea-a.gr.jp/health/

□お茶の効用 > 紅茶の成分について (SEASONTEA)
http://www.seasontea.jp/effect_of_tea/kocha_no_seibun.html

□飲み物のカフェイン含有量一覧「コーヒー」「紅茶」「お茶」など (berry-counseling.com)
http://www.berry-counseling.com/1362/

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2013年12月 4日 (水)

nana's green tea(ナナズ・グリーンティ)トランヴェール店

先日、通りすがりに気付いたのですが、抹茶&日本茶カフェのチェーン店 nana's green tea(ナナズ・グリーンティ)が、紙屋町交差点トランヴェールビル地下にできていました。私が気付いていなかっただけで、だいぶ前からあるんでしょうね。
広島県内では他に、パルコ本館とアルパークに。

スイーツメニューやシャレオツ和風フードも多く、若い女性には受けるんだろうなと思いつつ、比較して日本茶メニューが少ない(抹茶、宇治煎茶、かりがね茶、ほうじ茶、玄米茶)のでイマイチそそられておりませんでした。ラテやフロート系は多いんですが。
パフェは800円~、丼ものは780円(レギュラーサイズ)~とお値段高め。
メニューを見る限り、日本茶の出し方・茶器は田頭に似てますね。

パルコ店近くには「田頭茶舗」、トランヴェール店近くには「茶の環」があって、お茶の種類では田頭に、パフェの完成度では茶の環に旗が上がる感じ。
メニュー種類と席数の多さで、ちょっと休憩したい時、小腹がすいた人がいる時など、スタバ・ドトール・タリーズ感覚で気楽に入れるのはいいかもしれません。

実際に飲食せずに云々言うのもアレなので、紙屋町方面に行く機会があれば寄ってみようと思います。

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2013年11月 2日 (土)

買う力を鍛える

昨日、打合せで尾道に行ってきた。
久々の尾道、せっかく行くんだから、タコス屋ハルディンと豚饅屋長江と今川玉香園に行きたい!と思いつつ、打合せの正確な場所も所要時間も分からず、車で連れて行ってもらう立場上、あまりあちこち好き放題には行けないかもと思いつつ。
午後からの打合せは3時過ぎに終了。打合せ場所はド街中ではないものの、車で街中に行けないことはない場所。ワガママ言わせてもらって、車を尾道市役所横の駐車場に入れてもらう。

今川玉香園茶舗
商店街から細い路地に入ったところにある、明治11年創業の老舗茶舗。
友人がこちらに依頼してブレンドした「温泉茶」なるものを、広島市内の食と雑貨のセレクトショップGENERAL STORE 84(はちよん)で販売したり喫茶教室やお茶会したりしている。

お目当てのお茶で一散財すると、若いご主人が試飲してみますか?と誘ってくださる。
せっかくなので(これを断る茶馬鹿は居るまい)、誘われるままに店の奥へ。ぎゅっと詰めて3人座れる程度のスペース、テーブルには茶器がいろいろ。しっかり使い込まれた泡瓶が味わい深い。
ああ、この雰囲気には覚えがある。台湾のお茶屋さんだ。茗心坊とかの雰囲気。わくわく。

渋味のきいたお茶と旨味のあるお茶とどちらが好きですか?と聞かれて、渋味の方と答える。
それぞれ二煎までいただいた。
旨味のお茶の二煎めが一番好きだった。その次は渋味のお茶の一煎め。
あれ?ひょっとして、まろやかな旨味の中にひとつ芯が通ったお茶が実は私の好みかもしれないなぁと、ふと思った。

そういう経験をして、お茶屋さんはアイドルプロデューサーみたいだなぁと思った。失礼の物言いだったらごめんなさい。例えば、きりっと爽やかな美人さんと、ほわんと丸々しい可愛い女の子をユニットにして売り出すのが良いのか悪いのか、それぞれの良さを引き立てられるのか潰し合ってしまうのか。
消費者は何を求めているのか。美人が好きな消費者もいるし、可愛い子が好きな消費者もいる。時代の要請もある。消費者自身が時流に流されず自分の好みを知っているとも限らない。

ひとつひとつのお茶の特性をきちんと説明して貰って自分の好みをしっかり自覚する。その上でお茶屋さんを信頼して、そのお茶屋でブレンド(合組)されたお茶を買う。
こんなに情報を惜しみなくいただける有り難さに感謝しつつ、それに甘えない、でも享受させていただく。
なんでも安く買うことができる今この時代に、もちろん消費者として賢く安く買うことは必要なのだが、自分自身が何に幾ら金を支払うのかとの、「買う力」を鍛えるのは必要なんだろうなぁと思ったのでした。

暮らしの中で日常的に行きつけのお茶屋さんを持つことは大切。実家では当たり前に行きつけのお茶屋さんがあって、でも広島にやって来て何十年も経つけど、お茶が好きといいながら今住んでいるこの街でそういうお茶屋さんを探してこなかったのが悔やまれる。うちの家はここのお茶をずっと買ってるんだよと言う友人もいた。そんな気になる店は2~3あったんだけど、お店に入る勇気がちょっとばかり無かったね。
自分ひとりのことでなく、できるだけみんなにお茶を気軽に飲んでもらいたいと思うお茶ファンとしても、いろいろ悩ましいなぁ。

余談ですが、こどもの頃からかりがねスキー(好き)なので、今川玉香園さんのかりがね全種類(玉露かりがね3種、煎茶かりがね3種)を大人買いしたい衝動にかられたが、さすがに自重しました。そのうちコンプリートしてやるぜ!
昨日の尾道・今川玉香園さんでの茶散財の結果を晒してみました( ・∇・)
昨日の尾道・今川玉香園さんでの茶散財の結果を晒してみました( ・∇・) posted by (C)さとたえ

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2013年4月29日 (月)

日本茶喫茶フィールドワーク事前調査 2013年4月版

かれこれ3年半、更新できずにいるうちに、天満屋八丁堀店は無くなるし、茶の環・田頭茶舗など新店舗も展開されてきたので、リストを再掲載するとともに情報を追加してみました。
デパート内の店舗も入れ代わりがあるかもしれません。ぼちぼち整備します。


【お茶屋・喫茶専門】
(1)爽風
 広島市南区宇品西
 http://www.kuric.jp/

(2)雪月花
 広島市安佐南区毘沙門台
 ひろしまきもの遊び旧ブログ「和ごころ」 での紹介記事 (2006/09/10)
 RCCラジオ和佐由紀子のうららか日曜日 での紹介記事 (2011/05/26)

(4)茶の環(駿河園)本店チャフェ
 広島市中区紙屋町2丁目3-3
 公式サイト  食べログ

(5)田頭茶舗 広島金座街店
 広島市中区堀川町5-9 わかさやビル1F
 公式サイト店舗情報  食べログ

【和菓子屋】
(1)RAKU山田屋 本通茶寮
 広島市中区本通6-8 長崎屋ビル
 http://www.raku-yamadaya.jp/store/index.html

(2)茶房つるや 袋町店
 広島市中区袋町4-5
 営業時間11:00-19:00 水曜休
 ホットペッパー  ぐるなび  食べログ
 エポカわ~るど広島の人「和カフェ「つるや」を経営する三宅健太郎さん」

(3)茶房鶴屋 段原店
 広島市南区段原2-13-10
 ホットペッパー  食べログ

(4)御菓子司 みよしの
 広島市中区八丁堀8-3
 公式サイト Facebookページ

(5)御菓子処 青柳屋
 本店:広島市中区幟町5-8
 インスマート事業内容(青柳屋)
 ミルカひろしまグルメチャンネル 紹介記事
 広島発Over30女性コミュニティCOAKI 紹介記事
 ひろしま菓子博2013応援ブログ 紹介記事

【デパート内和風喫茶・甘味処】
(1)三越広島店6F 「RAKU山田 結の庵(ゆいのいおり)」
 営業時間10:30-19:30(三越)
(2)福屋八丁堀店4F 「茶寮 御菓子所 高木」
 営業時間10:00-19:30/20:00(福屋)
(3)福屋八丁堀店6F 「カフェ&ランチ 叶匠壽庵」
 営業時間10:00-19:30/20:00(福屋)
(4)そごう広島店5F 「京の甘味処 文の助茶屋」
 営業時間10:00-20:00(そごう)
(5)福屋広島駅前店4F 「甘味処 さくら茶屋」
 営業時間10:00-20:00(福屋)

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2009年10月12日 (月)

日本茶喫茶フィールドワーク事前調査 2009年10月版

【デパート内和風喫茶・甘味処】
(1)三越広島店6F 「RAKU山田 結の庵(ゆいのいおり)」
 営業時間10:30-19:30(三越)
(2)天満屋広島八丁堀店7F 「茶房 嵯峨野」
 営業時間10:00-20:00(天満屋)
(3)福屋八丁堀店4F 「茶寮 御菓子所 高木」
 営業時間10:00-19:30/20:00(福屋)
(4)福屋八丁堀店6F 「カフェ&ランチ 叶匠壽庵」
 営業時間10:00-19:30/20:00(福屋)
(5)そごう広島店5F 「京の甘味処 文の助茶屋」
 営業時間10:00-20:00(そごう)
(6)福屋広島駅前店4F 「甘味処 さくら茶屋」
 営業時間10:00-20:00(福屋)

【和菓子屋】
(1)RAKU山田屋 本通茶寮
 広島市中区本通6-8 長崎屋ビル
 http://www.raku-yamadaya.jp/store/index.html
(2)茶房つるや 袋町店
 広島市中区袋町4-5
 営業時間11:00-19:00 水曜休
(3)茶房鶴屋 段原店
 広島市南区段原2-13-10

【お茶屋・喫茶専門】
(1)爽風
 広島市南区宇品西
 http://www.kuric.jp/
(2)雪月花
 広島市安佐南区毘沙門台

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日本茶喫茶フィールドワーク

寄る年波か、最近、飲食の好みが和にスライドしてきております。それと、ぼちぼち足も良くなってきたので一人で歩き回るようになってきて…。
そこで困るのが、街中でちょっとお茶したいなと思ったとき。
小洒落た和カフェなんかではナンチャッテ抹茶セット程度しかない。いや、ナンチャッテでも店独自の解釈で出してるんなら良いんですが。
ちゅーことで、広島市内で日本茶をきちんと飲める店をフィールドワーク。

*** 調査目的 ***

・広島市内で日本茶をきちんと飲める店を調査し、自分が困らないようにする(コレが主目的だよ(^_^;))
・提供される茶種やメニューを検証し、日本茶を飲むスタイルの今後を考える


*** 調査方法 ***

■事前調査
・インターネット検索を利用して、広島市内の日本茶喫茶を抽出する。
・検索ヒントとしては、煎茶、和菓子、日本茶専門店、デパート内の和風喫茶・甘味処、和カフェ
■現地調査
・事前調査から来訪可能な店舗を絞り込み来訪
・正確な営業時間の調査
・席数や席配置の調査
・メニューの調査
・最低限1メニューの注文
・可能であれば、提供されるお茶や菓子の製造元を聞き取り調査
■調査報告
・本ブログまたは関連サイトに掲載

…ってな感じで、フィールドワーク風に書いてみました。

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2009年8月 4日 (火)

神農は毒物ハンター?

今日の「爆笑問題のニッポンの教養」は、FILE082:「ヒトと毒薬」(日本薬科大学・船山信次教授)でありました。
確認できなかったんだけど、研究室の書架にどーも中国茶マグカップと思われるものが飾ってあったのだが…。気のせいか?

それはともかく、ふと思ったことに、人間が太古より毒を利用することで生命を長らえてきたのだとしたら、中国茶の茶の祖と言われる神農も、ひょっとしたら、「食べられる植物を人間に教えてくれる神様」ではなくて、その実、「人間が生きるために便利な毒を探し求めた神様」なのではないかと妄想。

カテキンだって、抗菌作用があるってことは、ある種の生物にとっては毒だよね。
人は毒を癒しや快楽に転用して生命を長らえる生物なんだろうか?(^_^;)

船山先生の本を読んでみようかな。

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2009年2月24日 (火)

焙じ茶はカフェインが少ないか?

mixi「日本茶インストラクター」コミュニティで、マイミクのTomoさんが焙じ茶のカフェイン量についてのトピックを立てられていたので、自分なりにまとめてみる。
コミュニティ・トピックにコメントしたいところではありますが、mixi向けに短くまとめる時間的余裕無しなので…(^^ゞ

中国茶でも高焙煎のお茶はカフェインが少ない…と習ったような気もして、漫然とそう思っていたが、少し前にAllAbout中国茶ガイド平田さんの記事で、「お茶を焙じることはカフェイン量に大きな影響をもたらす訳ではない。カフェイン量は元々茶葉が含有している量に依存する。」との内容を見つけた。

カフェイン量が多いのは、
新芽>葉>茎
煎茶(新茶)>番茶(3葉以下・成育した葉を使ったお茶、夏・秋冬の刈り番茶)
となるようだ。

茶の製造時に加熱でカフェインが減るためには、昇華?蒸発?によって葉の中から消失するか、熱により他の物質に変性するかのいずれかの必要があるんじゃないかと思う。
カフェインの昇華点は178℃,融点は238℃とのこと。お茶の焙煎温度は何度くらいなのだろう? カフェインの熱変性はあるのか?
コーヒーでも相当の高焙煎(ダークロースト)にしなければ、カフェイン減少はさほどでもないようだし。

また、焙じ茶・番茶と並べて記載することは、誤解を招きやすい。
「焙じ茶」は二次加工法による呼称だと思う。極端な話、玉露も焙じれば焙じ茶になる。(フツーしないと思うけどね(^_^;))
地方によっては焙じ茶=番茶と見なすところもあるようだ。
市販の焙じ茶の原料は番茶であることが多いだろう。
逆に、番茶は風味が少ないため焙じて飲むことが大半だろう。
茶飲み処である我が地元では、昔は、頂き物やお客様用に買いだめしたりして古くなった煎茶を焙じて無駄にしないよう飲む習慣があったように記憶する。
より正確に表現するなら、「焙じ番茶」「焙じ煎茶」といった言い方をした方がよいかもしれない。

他に注意すべき点としては、
・カテキン類やアミノ酸がカフェインの効き目を緩やかにする効果があること(つまり、同じカフェイン量でも他成分との比で体への影響度合いが変わること)
・茶葉の含有量でなく茶湯の含有量で考察すること
などか。

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2008年10月13日 (月)

味わいの指標

■日本酒
・五味:甘、辛、酸、苦、渋
・七味:辛味、甘味、旨味、酸味、苦味、渋味、粘味

■コーヒー
・クリーンカップ(透明感)
・スウィートネス(甘味)
・アシディティ(酸味)
・マウスフィール(口に含んだ質感)
・フレイヴァ(風味の特徴,味と香り)
・アフターテイスト(後味の印象)
・バランス
・オーバーオール(総合評価)
スペシャルティコーヒー専門店スマイルのサイトを参考にさせていただきました。

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2008年6月14日 (土)

簡易中国プーアル茶(First Step to Chinese Puerh Tea)

華泰茶荘の楽天ショップで面白そうな本を売っていた。

★簡易中国プーアル茶(First Step to Chinese Puerh Tea)★

英語版だけど入門編のようだから、多少の中国茶の知識があればそう難しくはないだろう。欲しいなぁと思うものの、お値段が・・・。(リンク先を見てね。この値段はちょっとねぇ~(^_^;))
ビーケーワンかAmazonの洋書で買えないかと検索してみるものの、ヒットしません。
Googleで検索かけたら、「中国茶を極めるために」というブログにアメリカの中国茶ネットショップから安く購入できるとの記事が。
早速紹介されていた「Hou De Asian Art and Fine Tea(厚徳堂亜州藝術中心)」へ行ってみたものの、残念ながら掲載なし。上記ブログの記事も去年11月付けなので、さすがに売り切れたのかな。くー、残念。
華泰茶荘で買うしかないか。
さてさて、元値を知った以上、あの値段で買うかどうか、とーっても悩ましいところ。
元は台湾で出版されていたものを英語翻訳した本らしいので、日本語翻訳版が出版されるのを待つか・・・。

余談ですが。
「中国茶を極めるために」ブログのオーナーさんは私と嗜好が近いかも。華泰の中国茶アドバイザー2級を取得されているし、リンクしているネットショップがよく似ているし。
それと、「Hou De Asian Art and Fine Tea(厚徳堂亜州藝術中心)」というサイトはなかなか面白そうです。ブログもあるので、暇を見つけて読んでみよう。英語だから、お茶の名前を特定するのがタイヘンだ(笑)。漢字も併記してくれんかなぁ。

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