秋らしい空と紅葉の風景のなか、昨日、第5回生らくご会「柳家喬太郎独演会」無事終了しました。
ゲバントホールに250人超(正確にはただいま集計中)のお客様に来ていただき、代表ベタ惚れの柳家喬太郎師匠の独演会は、広島で生の落語を聴く会の一周年記念に相応しい素晴らしい場になりました。
喬太郎師匠、ときどき咳き込んだりと本調子では無かったのかもという気もしましたが、いやぁ、面白かった。笑った、笑った!
この感動をどう表現したものかと思っていたところ、たまたま今日、観劇マニアの友達のブログで映画『This is It!』についての記事に、
観劇仲間のオススメの言葉「ステージパフォーマンスを愛する人間なら、きっと気に入る」の言葉どおりの満足感。
という文があって、あ、これだ!と。
もちろん、もともとの発言の趣旨とはズレるのだけど、「ステージパフォーマンス」という表現のステキなこと。
落語というものを話すとき、どういうジャンルとして話すべきかをいつも悩む。
「伝統芸能」と言ってもいいが、次々と新作も創り出されていることを思うと、そう括ってしまうには少し抵抗がある。江戸に発する芸能が現代に脈々と受け継がれ、常に新しい精神が入り続けて行っている。
高座という小さなステージで繰り広げられる、パフォーマンス。その妙。
そして、その「ステージパフォーマンス」が音楽や舞台セットなど付加物を伴わず、ただ一人の人間の「言語表現」で成り立っているという驚愕の事実!
これまで、第4回までの生らくご会を観て聴いてきて、今回、喬太郎師匠のステージを観て、パーフェクトに腑に落ちた気がする。
やっぱり「落語」ってスゴイや。
終わってしまったので書いてしまうけれど。
今回、新聞記者である代表が大事件の取材のため現地にカンヅメになりっぱなし、当日も来れるかギリギリまで判らないという。そんな中での準備は精神的にすげーしんどかったです。そういう時に限って、仕事も炎上するしねぇ。
無事に開催できて終わってみれば、それもまた面白かったねぇという話になってゆくのです。終り良ければ全て良し!
打ち上げの席で、30日バースディの師匠にご用意したお誕生日ケーキ。
それにしても、ウルトラシリーズのファンというのは聞いていたが、目の前で「ジャミラ」「シーボーズ」「ノンマルトの使者」という単語が、ついさっきまで「井戸の茶碗」を語られていた口から発せられるのは、これまた驚愕の事実!
いやぁ、これにも感動しましたよ。特撮好きの私にとっては、こっちの方がより感動かも。(をい)
そんな昨夜の興奮と疲れを残しつつ、今日は所属しているフリーランス技術者組合の総会。かろうじて気力を保って参加しましたが、夕食に旨い地ビールも飲んだので、たぶん、もうそろそろ布団に倒れますー。(^_^;)
明日1日ゆっくり寝込んで、月曜からまた始まる仕事三昧の日常に備えよう。
昨日の素晴らしい夢の続きを、いつか、見られますように。
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